「馬油は油くさくて…スキンケアやヘアケアに使うのには抵抗がありそうですが…」
そんなご質問を頂きましたので、今回の記事では馬油の油くさい臭いを抑える方法と、臭いが気になる際の馬油の有効活用方法をご紹介していきます。
■そもそも馬油の油くささは何が原因?
馬油独特の、獣くさいような、油くさいようなあの匂い。
多くは、油を抽出する過程でろ過しきれなかった馬油以外の成分が臭いの原因です。
さらに、馬の油は高度の不飽和脂肪酸が65%も含まれているので、動植物油の中ではもっとも酸化しやすい=腐りやすく臭いやすい傾向があります。
「じゃあ、馬油の油くさい臭いには堪えないといけないの?」
いいえ!そんなことはありません。
■馬油の油くさい臭いを抑えた商品も!
馬油の油くささを抑えた商品を選ぶ際には、純度の高い馬油であるかどうか、ご確認ください。
できるだけ不純物を取り除いた純度の高い馬油であるほど、馬油の油くさい臭いが抑えられます。
同じ馬油100%の商品でも、色の白い馬油ほど不純物が取り除かれている証なので、色で確認するのも良いでしょう。
高品質な馬油は原料や製法から違うため、長く使用しても油くささを感じさせません。
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■馬油の油くささを抑えるには?
馬油の油くさい臭いをおさえるために、購入後から次のポイントに気を付けてご活用ください。
◇冷蔵庫で保管する
温度・湿度変化の多い環境に馬油を置いておくと、酸化や変色を進める原因になります。
冷蔵庫に保管して使用しましょう。
◇雑菌に気を付ける
馬油には抗菌作用もありますが、だからと言って不衛生な手で触ってしまうと雑菌の繁殖に繋がってしまいます。
お風呂上りなど、清潔にした手で馬油を手にとるようにしてください。
◇アロマなど他の成分と混ぜてもOK
もし臭いが少しでも気になるようであれば、精油などのアロマと組み合わせても問題はありません。
精油でも光毒性のあるものや肌への刺激が強いものがあるので、きちんと精油の作用を理解して選べると良いですね。
■臭いが出てしまった馬油はどうやって使い切る?
馬油が酸化・変質して油くさい場合、お肌に良い成分もなくなっています。
お肌への作用も確かではないため、使用は控えましょう。
スキンケアに使えなくなってしまった馬油は、革靴やライダーズジャケットなどのなどの革製品に薄くのばして使用すると保革油の役割を果たします。
革製品のメンテンナンスにお役立ていただき、最後まできれいに馬油の活用を目指してみてはいかがでしょうか。
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