天然の皮膚保護用として高い保湿力を持つ馬油。
この記事では馬油の成分特徴から、保湿力の秘密と具体的な保湿効果や、ワセリンとの違いについてご紹介して行きます。
■人間の皮脂と非常に似た成分バランスが特徴
馬油は「オレイン酸」「リノール酸」「リノレン酸」「パルミチン酸」「パルミトレイン酸」など、効果の高い脂肪酸を多く含んでいます。
そして脂肪酸は飽和脂肪酸・不飽和脂肪酸に分けられていて、動物の種類によってその配合バランスが違います。
馬油には飽和脂肪酸:不飽和脂肪酸=4:6と飽和脂肪酸が多く含まれていて人間の皮脂と似たバランスになっているのです。
ですので、馬油は人間の皮膚になじみやすく、お肌を潤す保湿剤として重用されています。
■お肌を保護しながら潤す馬油
ご紹介してきたように、馬油は人間の皮脂に似た構造を持っています。
お肌に塗ると皮膚の隙間に浸透して、皮脂が満たされたお肌がバリアされ潤った状態になり、水分の蒸発を防いで肌本来の保湿機能を整えてくれるのです。
さらにお肌が潤い柔軟になることで、擦れなどの外部ダメージからお肌を守ります。
■スキンケアにも全身ケアにも馬油
スキンケアの際には、洗顔後のお肌に小粒の馬油を薄く塗ると、お肌の水分バランスを整えて化粧水ブースターとして活用できます。
スキンケアの保湿力アップにぜひお役立てください。
また、ボディクリームや、ハンドクリーム・リップクリーム・マッサージクリームとしてもおすすめです。
全身に使用できるall天然成分の美容馬油クリームで迷われていましたら、「エムエークリーム」がおすすめです。
■馬油とワセリンの保湿効果の違いについて
ワセリンは石油由来ですが、馬油は動物由来で人間の皮脂に近い構造を持ちます。
どちらも乾燥を防ぐ保湿クリームとして人気ですが、保湿のタイプが違います。
まず馬油ですが、脂肪酸を主成分にした人間の皮脂に近い成分なので、肌に馴染みやすく浸透保湿力が得られます。
一方でワセリンは蓋をするように水分の蒸発を防ぎ乾燥からお肌を守るため、お肌への浸透はしません。
どちらも乾燥対策に最適ではありますが、お肌への付け心地や保湿機能の違いを考えて、上手に使い分けができると良いですね。
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