馬油の成分と安全性について 酸化しやすいって本当?!
馬油はウマの縦髪や皮下脂肪から抽出される動物性油脂です。
今回は馬油の成分特徴と、その安全性についてご紹介して参ります。

■馬油の成分は?何でできている?
人間の皮膚の40%は皮脂で出来ていますが、馬油はその皮脂と成分バランスが類似していることで有名です。
馬油の成分は以下の飽和脂肪酸・不飽和脂肪酸でできていて、主成分はパルミトレイン酸、オレイン酸です。
・不飽和脂肪酸
パルミトレイン酸、オレイン酸、エイコセン酸、リノール酸、リノレン酸
・飽和脂肪酸
ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸
動物や植物の種類によって、脂肪酸の割合が違うのですが、馬油はあらゆる動物・植物の中でももっとも人間の皮脂に近い脂肪酸の割合になっています。
人のお肌への浸透力が高く保湿や美容ケアに重用されているのです。

■無添加・成分無調整のものであれば口に入れても安心です
馬肉は”さくら肉”とよばれ高級な食用肉として知られています。
また当社販売の「エムエー美容保湿クリームは」熊本県の馬肉農場から仕入れた部位も厳選した素材を使用しております。
さらに製造管理にも万全を期しておりますので、食べても問題はなく、副作用もございません。
赤ちゃんの体の保湿ケアやおむつかぶれケアにも使えるだけでなく、赤ちゃんの口に万が一入ってしまっても問題がないため授乳時のバストケアに愛用されるご購入者様もいらっしゃいます。
■馬油は酸化しやすい!安全性を高く維持するためのポイント
馬油はとても安全な成分であることをご紹介してきましたが、1つだけ注意したい点があります。
それは、馬油は酸化しやすいということです。
※当社の馬油商品はすべて、解体してから保存する特別製法と、作業時間短縮により、原料の酸化防止などの工夫をしております。

たとえば皮脂をそのまま翌日や翌々日に持ち越してしまうと、刺激が生じたり、くすみの原因になりますよね。
馬油を酸化から守り安全に使用するためには、保管方法の工夫をされてみてください。
1:瓶の口は清潔に
注ぎ口から古くなったオイルや、汚れ、黴菌が入るのを防ぐため、注ぎ口は清潔にしておきましょう。
また、馬油などクリームタイプは清潔なスパチュラなどを使うようにしましょう。
2:保存は冷暗所で
冷蔵庫に保管して、使うときに肌の温度で溶かしながら使用しましょう。
開封後でも冷蔵庫保管でしたら、2年ほど品質が変わらずご使用いただけます。